活断層のキャラクターと地震への備え

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いま脚光を浴びていて、恐れられてもいる僕たち、活断層の一族を紹介します。

われわれは、200万年前からの歴史があり、十数万歳の若造から生まれたばかりの幼子まで、地下を生活の場として普段は静穏に暮らしています。でも、最近は原子力発電所が上にあるところでは掘り起こされて、われわれの素性を覗うものもいて騒々しく、平安ではありません。

生態のタイプには、地表に顔を出しているもの、姿は隠しているが格好から推定できるもの、まったく見えないものまでさまざまです。ときに、遺跡の発掘や地震があって見つかってしまうという例もあります。そして、一族は日本列島にはたくさん住んでいて、所在が明らかになっているものだけでも2000以上の仲間がいます。続きを読む

息吹を感じる新酒 「伯楽星」 -2013年宮城川崎町 新蔵にて-

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「伯楽星(はくらくせい)」

日本酒を嗜む人であれば、耳にする機会が多い銘柄ではないだろうか。
全国的にはもちろん、今や日本を代表する「SAKE」として海外でも注目されている銘柄だ。

芳醇で濃厚な酒が主流の時代に、いち早く"究極の食中酒“という明確なキャッチフレーズを打ち出し、“飲み飽きしない”“3杯目に美味しい”というスタンスを定着させた。

東日本大震災では宮城県三本木町の蔵が、強い揺れで全壊する苦境に追い込まれた。建て替えか移転か、苦渋の決断を迫られる中で一昨年11月 酒造り部門を80キロ程離れた川崎町へ移転し、新天地での酒造りに取り組み始めている。
先月 その新蔵にお邪魔させて頂いた。続きを読む

真室川音頭がとりもつ女川町への支援

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山形県の真室川(まむろがわ)町へ行ってきた。仙台で花見の機会を逃し、ゴールデンウィーク前半は休みがとれたので、真室川町梅林公園の梅まつりへ足を伸ばした。しかし、天候の影響で桜の前に咲くはずの梅もつぼみだった。

「♪花が咲くのを待ちかねて、つぼみのうちから通って・・・♪」

ご存知の方もいるだろうか? 民謡「真室川音頭」の一節だ。私はこの唄をなぜか高校時代に覚えて、これまで人前で歌ったことが何度もある。今回、真室川音頭と宮城県女川町に関係があることを知った。
NCM_2170続きを読む

「色」と「心」と「震災」

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 「今年の春はおしゃれに挑戦しよう」と、ピンク色の帽子とストールを購入しました。
 これまでのわたしはグレーや黒などの地味な色彩の服を選ぶことが多かったので、ピンク色のものを選ぶことはかなり勇気が要ることでした。
 実際に身に付けて街を歩くと、満開の桜が目に入りました。花と同じ色を自分の身にまとっていることに気づき、「あぁ、冬が終わったんだなぁ」と春の到来をいつもより強く実感しました。

 ふと、2年前を思い出しました。

 わたしはあの時もおしゃれに挑戦しようと、3月初旬に黄色のカーディガンを買いました。

 「春になったら、この服を着て街を歩こう」
 そう心を弾ませていた矢先、東日本大震災が発生しました。

 食料を手に入れるために何度か外出しましたが、そのカーディガンは羽織れませんでした。「全国の人たちが震災の犠牲者を悼んでいる中、きれいな色の服を着ることは人々の反感を買うかも知れない」と思ったからです。 実際、外出先ですれ違う人もみな、何となく控えめな色の服装だった気がします。

 色が人間の気持ちに影響を与えるのか、人間が気持ちに合わせて色を選んでいるのか─。わたしは心理学の専門家ではないので分かりませんが、少なからず色と人間の感情はリンクしていると感じます。

 だとすれば、これを逆手に取って、支援物資の服の色をちょっと明るくしてみたり、色彩豊かな花をプレゼントしたりしたら、被災して心に傷を負った方の癒しになるんじゃないかな?と、考えてみました。

 ただそれでも、被災した人にはそれぞれの事情があり、感情があります。時間的な問題や心の状態によって明るい色を拒否する方がいるかも知れません。その時は無理に勧めず、その人が求める色を差し出せたら良いな、と思います。

 わたしの場合、黄色いカーディガンに袖を通すことができたのは、約半年後の秋のことでした。紅葉に合わせることができたので、結果オーライでした。

 東日本大震災発生から2年。
 今年は季節の移ろいを、ファッションでも楽しみたいです。お財布と相談しながら…。

(仙台市・東北学院大災害ボランティアステーション嘱託職員 岩崎真実)

展示で支援、展示で教育 ―仙台市博物館へ行ってきました

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5月6日まで仙台市博物館で開催されていた特別展『若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命―』を見てきました。
この展覧会は米在住のプライス夫妻が東日本大震災の復興支援として開いたもので、彼らの持つ伊藤若冲や曽我蕭白、長澤芦雪や酒井抱一などの江戸絵画のコレクションが多数展示されていました。「東北の人々が美しいものを見ることで、日本人としての誇りを持って前へ進めるように」という2人の思いが込められて実現したとのこと。まさに多種多様な支援の在り方の一例だなと感じさせる展示でした。





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(博物館入口の催事案内の看板)
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緊急地震速報の空振りに怒るな! ~上手に活用しよう~

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テレビやラジオ、携帯電話などで伝達される緊急地震速報は、強い揺れが来る前に、大きな地震の発生を伝えるものです。急かされるようなチャイム音は聞けば不安な気持ちにさせますが、揺れの始まる数秒から十数秒前に震度や震源が分かるメリットは大きく、身の安全を確保するには大変重要なものです。

一昨年の東日本大震災発生後は、大きな余震があるたびに、緊急地震速報も頻繁に出されました。大きな地震があると、余震の頻度が増えますし、発生する箇所も広域になるため、観測データの判別が困難となって、「空振り」ということが出てきます。実際には時間や場所が該当しないことも多く、かなり混乱している印象を受けました。「もうあてにならない」「何をしているのか!」と不信を口にする人も多くいました。また「地震の後に速報が届いても、後の祭りだ」と言う人もいました。続きを読む

災後を生きる1 ~宮城県山元町 藤波祥子さん

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縦・藤波宮司「よく、‘私の人生こんなはずじゃなかった’とか、‘人生が変わってしまった’と言う人がいますが、私はそうは思わないんです。変わったのは生活であって、今こうして生きている現実そのものが、私の人生だと思うんです」

藤波さんはお会いするとすぐに、こう話し出した。

「考えてみると、‘自分の人生はこうなっていくのだろう’というのは、自分が勝手に思い描いていたことであって、そうならなかったからと言って、人生が狂ったとは思えないんです」と…。

藤波祥子さんは、宮城県の南に位置する、亘理郡山元町の海岸近くに鎮座する、八重垣神社の22代宮司だ。
八重垣神社の創建は807(大同2)年。6年前に鎮座1200年祭を迎えた古社だが、東日本大震災の津波で、その全てが流出した。

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オピのおびとは

「オピのおび」は「オピニオンの帯」。東北から発信した意見が、太い帯となって世界に広がっていくようにとの願いを込め、「東日本大震災」から半年となる2011年9月11日、新たなオピニオンサイトを立ち上げました。
東北在住の執筆者たちが、ある時は震災からの復興プランやこどもたちの未来について、ある時はそれぞれの専門領域を生かして、メッセージ性に富んだブログをつづっていきます。河北新報社が運営します。

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  • 展示で支援、展示で教育 ―仙台市博物館へ行ってきました
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