光の力

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長く続く停電の中で、あらためて光の大切さを身をもって感じた反面、漆黒の街の上空に広がる満天の星に驚いた方も多いと思う。

3月11日の震災から数か月間、東京の街はことごとく照明が消された。

地下通路の照明は、三つか四つに一つを点ける間引き点灯、駅のホームも約半分。レストランや店舗の看板灯は消され、お店の中を覗いて先客がいることを確認し、やっとオープンしているのが分かる感じだった。

そんな中、間引き点灯のやり方のまずさゆえに、少し不安になる場所もあったが、かといって特に不便をしたわけではない。今回の節電で街が全体的に暗くなったことで、「意外と暗くてもいいのだ」と思った人が多い。これはいかに無用に明るすぎる光が街にあふれていたかの証明にもなった。
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なくなってはいない ~記憶という宝物~

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『ゆうすけには 
こわれた 
ふるさとが
あるんだよ 
しづがわ 』

宮城県南三陸町志津川にある上山八幡宮の禰宜(ねぎ)工藤真弓さんは、新詩歌「5行歌」の歌人でもある。冒頭の歌は、5歳になる息子の由祐(ゆうすけ)くんの言葉を五行歌にしたものだ。

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「日記」を残す

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随分前に見たテレビに影響されて、「日記」を始めました。

その番組は、ウエディングドレスのデザイナー伊藤羽仁衣さんの特集でした。伊藤さんは亡き父の後を継ぎ、ウエディングドレスのデザイナーになるのですが、その彼女を支えるのは、お父さんが生前書き残した沢山の日記でした。僕はその番組を見て、子どもに「考え方」や「言葉」を残す素晴らしさに心を動かされました。
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人の輪の中で

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仙台市泉区のハウスメーカーのショールームの一角に開いたコミュニケーションスペース「笑むCOCO」。ここに気の合う人が集まると、話題は尽きないものです。

ご縁ある方々がふらりと立ち寄るこの場所は、たまたま居合わせた皆さんも以前からの友人のように、いや!それ以上?(笑)に、笑いながら楽しく過ごしています。そんな光景を、皆さんに振る舞うハーブティーを淹れながら眺める瞬間が、私には幸せでならないのです。

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自己紹介

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皆さま、はじめまして。一般財団法人「共生地域創造財団」の蓜島一匡(はいじま・かずまさ)と申します。この度、「オピのおび ふらっと弁論部」のメンバーとして加えていただけることになりました。震災後、真っ暗で歪んだ東北道をトラックで仙台に向かったときには、まさかこのような意見発表の場を持つ事になるとは夢にも思いませんでした。日々の活動や生活のなかで気づいたことをお伝えいたします。

初回なので、東北にお世話になるまでの経緯をお伝えしたいと想います。震災発生時は東京におりました。歯の治療中で診察台の上に30分ほど寝たまま、長く続く余震を感じていました。
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「こころ・さをり」を訪ねて

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4月末、宮城県石巻市にNPO法人「輝くなかまチャレンジド」を訪ねました。輝くなかまチャレンジドでは、さをり織りを中心に活動する「地域活動支援センターこころ・さをり」を運営しています。

 石巻市吉野町にあった事業所は、津波で被災。幸い事業所は、6階建のビルに入居していたため、利用者や職員は全員無事でした。しかし、近所の方も含め、40人以上がそのまま1週間、助け合いながら救助を待ちました。

 ご自宅も被災された方が多い中、一時期は再開を断念することも考えましたが、利用していたメンバー・家族の「再開してほしい」という願いにも後押しされ、昨年の8月に仮設住宅内にあるサポートセンターで事業所を再開することができました(仮設住宅のサポートセンターとはバリアフリー仕様の集会場のこと。仮設住宅の方なら誰でも利用ができ、介護用のユニットバスやトイレも設置されています)。
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その名は「きぼうのかね商店街」

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「ぱーん、ぱーん」
4月29日、午前11時、晴れ渡った春の空に鳴り響く花火の音。宮城県女川町の女川高校のグランドに、いよいよ女川町の仮設商店街がオープンしました。 
写真⑥


写真⑤



昨年3月11日、女川町を巨大津波が襲いました。町民に親しまれてきたJR女川駅の「からくり時計」も大津波に飲み込まれ、からくり時計についていた4個の鐘も流されました。ただ、そのうちの1つが奇跡的に、がれきの中から音の出る状態で発見されました。女川町の人たちは、その鐘を「希望の鐘」と呼んで、復興のシンボルとしました。女川高校グランドの仮設商店街は、この「希望の鐘」にちなんだものです。
写真①


写真③

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オピのおびとは

「オピのおび」は「オピニオンの帯」。東北から発信した意見が、太い帯となって世界に広がっていくようにとの願いを込め、「東日本大震災」から半年となる9月11日、新たなオピニオンサイトを立ち上げました。
東北在住の執筆者たちが、ある時は震災からの復興プランやこどもたちの未来について、ある時はそれぞれの専門領域を生かして、メッセージ性に富んだブログをつづっていきます。河北新報社が運営します。

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