皆様お久しぶりです。書こう書こうと思っているうちに、ひと月ぶりの記事となってしまいました。その間、渡辺祥子さんの記事にも取り上げていただき恐縮しておりますが、現在東奔西走しているのが、今週末の2月26日、仙台市で開催する「バリアフリー観光全国フォーラム仙台大会」の準備です。私が理事長を務める「ゆにふりみやぎ」が法人化してから初めての大イベントです。

私が大学在学中から続けてきた「福祉の街づくり活動」をご存じの方は、なぜ今、観光事業シフトしたのかと疑問に思われる方も多いのですが、そこには私自身の長年の夢があります。
実は仙台は「福祉の街づくり発祥の地」と言われています。昭和40年代、障害者自身が声をあげた「生活圏拡張運動」に始まり、開業時から仙台市地下鉄全駅へのエレベーターの設置、そして国道と市道の縦割り行政を越えた東二番丁と青葉通り交差点のエレベーターの設置など、市民生活に密着したバリアフリーについては、全国に誇れる事例が数多く見られます(このテーマは後日、より詳しくご紹介したいと思います)。

私が大学在学中から続けてきた「福祉の街づくり活動」をご存じの方は、なぜ今、観光事業シフトしたのかと疑問に思われる方も多いのですが、そこには私自身の長年の夢があります。
実は仙台は「福祉の街づくり発祥の地」と言われています。昭和40年代、障害者自身が声をあげた「生活圏拡張運動」に始まり、開業時から仙台市地下鉄全駅へのエレベーターの設置、そして国道と市道の縦割り行政を越えた東二番丁と青葉通り交差点のエレベーターの設置など、市民生活に密着したバリアフリーについては、全国に誇れる事例が数多く見られます(このテーマは後日、より詳しくご紹介したいと思います)。
しかし一方で、中長距離の交通機関や温泉を楽しめる宿泊施設は東北地方の中でも限られているのが現状です。そして何より、仙台市中心部で開催される春夏秋冬のイベントについては、有志によるバリアフリーの取り組みが行われては消えを繰り返し、現在もバリアフリーマップの提供など一部のサービスに留まっています。
観光は、移動・滞在・余暇とそれぞれが複合的に絡み合い、三位一体となった取り組みが求められます。また、「いちげんさん」にその街のホスピタリティを感じてもらう絶好の機会でもあります。移動の制約や、いわゆる心のバリアフリーが謳われる高齢者や障害者にとって、これらの要素は非常に重要であり、月並みな言葉ではありますが、社会参加に大きく寄与することとなるでしょう。
つまりは、ホスピタリティ溢れるバリアフリー観光システムの構築が私の長年の夢の一つです。
もう一つの夢として、観光における共生思想の具現化があります。
かの松下幸之助氏が1954年発表した「觀光立國の辯―石炭掘るよりホテル一つを―」で、氏は「観光は最も大きな平和方策であり、持てるものを他に与えるという博愛の精神に基づいている。国土が美化され、文化施設が完備されれば、日本は文化性のみならず中立性をも高めることができる」(島川崇2010.1.12「松下幸之助と観光立国」(PHP Policy Review Vol.4-No.20)PHP総研) と述べられています。
この度の震災においても、被災地への観光の是非が議論を呼んでいますが、氏の提言をもってすれば、観光は単なる経済効果や賑やかしではなく、相互扶助、博愛精神、そしてそれに基づく平和への礎と読み取ることができるでしょう。
昨年「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の一つとして世界文化遺産に登録された中尊寺は、その思想として「人と人との共生、人と自然の共生」が謳われています(岩手日報2011.5.12「平泉世界へ イコモス「登録」勧告(下)被災地とともに 県土復興支える光明」http://www.iwate-np.co.jp/sekai/11kankoku/kankoku110512.html)。
平泉を訪れた際お会いした平泉観光協会の小野寺会長は「平泉に来られる方々は観光客ではなく参拝客。それぞれの願いを持った方々が結果的に観光客となるだけ」ということを話してくださいました。
これら先人たちの思想を受け継ぎ未来へ繋げていく。これこそバリアフリー観光の真髄であり、共生社会の具現化への一歩であると考えています。
つきましては、直近のご案内ではありますが、一人でも多くの方にフォーラムをご覧いただき、バリアフリー観光に関心をもっていただければ幸いです。
バリアフリー観光全国フォーラム仙台大会
2/26(日)10:00~16:00エルパーク仙台6階ギャラリーホール詳しくは当団体サイトをご覧ください。
http://www.uf-miyagi.jp
観光は、移動・滞在・余暇とそれぞれが複合的に絡み合い、三位一体となった取り組みが求められます。また、「いちげんさん」にその街のホスピタリティを感じてもらう絶好の機会でもあります。移動の制約や、いわゆる心のバリアフリーが謳われる高齢者や障害者にとって、これらの要素は非常に重要であり、月並みな言葉ではありますが、社会参加に大きく寄与することとなるでしょう。
つまりは、ホスピタリティ溢れるバリアフリー観光システムの構築が私の長年の夢の一つです。
もう一つの夢として、観光における共生思想の具現化があります。
かの松下幸之助氏が1954年発表した「觀光立國の辯―石炭掘るよりホテル一つを―」で、氏は「観光は最も大きな平和方策であり、持てるものを他に与えるという博愛の精神に基づいている。国土が美化され、文化施設が完備されれば、日本は文化性のみならず中立性をも高めることができる」(島川崇2010.1.12「松下幸之助と観光立国」(PHP Policy Review Vol.4-No.20)PHP総研) と述べられています。
この度の震災においても、被災地への観光の是非が議論を呼んでいますが、氏の提言をもってすれば、観光は単なる経済効果や賑やかしではなく、相互扶助、博愛精神、そしてそれに基づく平和への礎と読み取ることができるでしょう。
昨年「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の一つとして世界文化遺産に登録された中尊寺は、その思想として「人と人との共生、人と自然の共生」が謳われています(岩手日報2011.5.12「平泉世界へ イコモス「登録」勧告(下)被災地とともに 県土復興支える光明」http://www.iwate-np.co.jp/sekai/11kankoku/kankoku110512.html)。
平泉を訪れた際お会いした平泉観光協会の小野寺会長は「平泉に来られる方々は観光客ではなく参拝客。それぞれの願いを持った方々が結果的に観光客となるだけ」ということを話してくださいました。
これら先人たちの思想を受け継ぎ未来へ繋げていく。これこそバリアフリー観光の真髄であり、共生社会の具現化への一歩であると考えています。
つきましては、直近のご案内ではありますが、一人でも多くの方にフォーラムをご覧いただき、バリアフリー観光に関心をもっていただければ幸いです。
バリアフリー観光全国フォーラム仙台大会
2/26(日)10:00~16:00エルパーク仙台6階ギャラリーホール詳しくは当団体サイトをご覧ください。
http://www.uf-miyagi.jp












